鮎川といえば、捕鯨で栄えた街、
最近では鯨肉は食べる機会が少なくなりました。
かくいう私も鯨の肉をとんと食べていません。
潮風商店さんでは、
石巻名物の鯨の大和煮(缶詰)を販売中です。
白いご飯との相性もよく、
懐かしい鯨の美味しさが味わえます。
お酒のおつまみにも合います。
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鯨の漢字は、魚片に京(数字の単位で、兆の1万倍)なんだそうです。
名前の由来を聞くと、はるか昔に鯨を初めて見た人々は、
あまりに巨大な魚だと思って、
さぞかしびっくりしたんだろうと想像しています。
知っていても実物を見たら、驚き感動します。
鯨の肉を含め、海の幸はとても貴重なので、
大切に食べていこうと思います。
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牡鹿半島鮎川は、日本有数の捕鯨基地として栄えました。
捕鯨の歴史や文化を伝える施設「おしかホエールランド」は
震災以降、休館になっています。
(残念ながら、廃止の方針案が出されているようです。)
子どものころに数回行ったきりですが、
迫力あるマッコウクジラの標本や、
日本最大級の捕鯨船など心躍る施設です。
海の匂いや雰囲気は子どもながらに
普段感じることのない感覚に、はしゃいだ記憶があります。
海はいいなあと懐かしく思います。
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またこういった子どもたちが体験できるよう、
大人になったら懐かしく思えるような施設に出会えることを
願っています。
潮風商店様が先日、
かながわ商工会祭に出店されたそうです。
先月も有楽町東京国際フォーラムで
にっぽん元気マーケット出店されていました。
東京・仙台・神奈川など各地に飛び回り、
わかめや牡鹿半島・金華山沖で獲れた水産加工品などを
PR・販売されています。
震災より1年と半年が経過し、
まだ震災前と同じようにはいかなくても
営業を再開され、
元気に活動されている姿や
お電話で話したときの明るい声に
勇気付けられます。
私ももっと頑張らなくては!と思います。
ホームページももっと充実するようPRしていきます!
先日石ノ森萬画館が再オープンしました。
石巻が生んだまんがの巨匠石ノ森章太郎の記念館です。
私も仮面ライダーやサイボーグ009で育った世代で、
震災での被害は、非常に残念でした。
この宮城県石巻市のシンボル的な
石ノ森萬画館が再オープンしたことで
より多くの人があつまり、街の復興、活性化につながると
ファンの1人としてはとても喜ばしい限りです。
まんがのキャラクターが地域の活性化に
大きな影響力を持つ事もあります。
潮風商店様のサイトに掲載されている
キャラクター・ワカメッちも人気が出てくれるとうれしいです。
ホームページにしても、
皆に喜んでいただけるようなものを考えて行こうと思います。
金華山沖はわかめの養殖が盛んで、
震災以降はわかめ養殖の復興に向けた様々な支援・取り組みが行われてます。
今日はわかめについて書きたいと思います。
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わかめは早春、刈り取りが行われます。
全国でもトップクラスの生産量の宮城県のわかめは
「三陸わかめ」として歯ごたえも良く、高い評価を受けています。
震災以降、生産量は減少していましたが、
ボランティアの方々のサポートもあり、養殖も再開されました。
生わかめは、海から採取したままのわかめ(茶色をしています)で、
2月から3月に刈り取りが行われるため、その時期が旬になります。
生わかめは茶色をしており、海の香りを楽しみつつ味わえます。
一般の食卓に主に広まっているのは保存のできる湯通し塩蔵わかめで、
下記の方法で作られます。
1)2〜3月の早朝よりワカメの刈り取りがはじまります。
2)養殖のイカダからわかめを刈り取ります。
3)少しもったいないのですが、葉先は切り落として上質の部分だけを刈り取ります。
4)刈り取ったわかめを海水でボイルします
5)90℃以上に沸騰させてからゆであげます
6)約1分程ゆでたわかめを引き上げます。
7)すぐに冷たい海水で冷やしますが、冷やし方が足りないと美味しく出来ません
8)きれいな緑色にゆであがります。
9)その後、冷やして塩をまぶし、水を抜きます。(塩蔵処理)
10)メカブのしんを取ります。
ちなみに、わかめの根元に近い通称まつげわかめと呼ばれている部分があります。
1メートル以上あるわかめから5センチ程のまつげが2本しか取れません。貴重で一番美味しい部分です。
浜の人たちはこのおいしいところを食べる時、サラダやおひたし、油いためにします。
湯通し塩蔵わかめの賞味期限は、家庭の冷蔵庫で2〜3ヶ月ほど、冷凍庫で1年以上も保存ができます。
こうして出来たのが下記の商品です。
震災後、養殖を再開してから最初のわかめになります。
http://www.shop-ayukawa.com/cart/html/products/detail.php?product_id=32
次の刈り取りまで、あとおよそ3ヶ月ほどになります。
美味しいわかめが出来るのが楽しみです。
仙台城天守台 から仙台湾を挟んでかすかに見える牡鹿半島。
三陸海岸の最南端に位置しています。
半島全域に渡って山地で、海岸はリアス式で漁業が盛んに行われています。
牡蠣やわかめの養殖も盛んです。
東日本大震災の影響で、供給が止まっていましたが、
本年生産・出荷までに復興しています。
様々な復興イベント・プロジェクトも開催され、
まだまだ時間はかかると思いますが
着実に前に進んでいるんだなと思います。
生産者の方々の努力とたくましさに
改めて敬服しています。
これからもおいしい海の幸に感謝して、
大事に食べて行きます。
鮎川浜は漁師の町、海がすぐ目の前に広がり、
海とともに生活されている方々が多い町です。
ふだんは仙台でWEB制作をしていて、
海を意識する機会がない私たちは、
海を目の前にするとおおっという気持ちと
広く深い水の世界に、怖い気持ちにもなります。
毎日の生活で、海とともに生きるというのは
その方々にとっては当たり前のことだけど、
私たちにとっては、どんな生活なんだろうと興味をいだきます。
海とともに生活している方々が届けてくれる海の幸に感謝し、
また広い海に思いをはせます。
海を見にいきたくなりました。
金華山(きんかさん)は、宮城県石巻市の太平洋上に浮かぶ島で、
島全体が黄金山神社の神域となっており、
地場の信仰の対象として有名な場所です。
「三年続けてお参りすれば一生お金に困ることはない」という言い伝えがあり、
いつかお参りしたいと思っていましたが、昨年の震災もあり、
行けないままになっています。
多数の鹿が生息しており、
毎年10月第一、第二日曜には鹿の角切りの神事が行われていました。
昨年は中止になりましたが、
今年は鹿の角切り神事が行われました。
(後日行われたのを知りました。)
皆の努力で、着実に復興しているのがわかります。
また前以上にたくさんの観光客が戻ってくるよう願っています。
来年こそは、金華山にお参りや、鹿の角切り神事を見に行きたいと思います。
潮風商店さんでは、震災以降、
お店は流され、一時は販売できる商品が少なくなりましたが、
商品の入荷・販売が可能なものを
ショッピングサイト「鮎川浜で営業中!」で販売を開始しました。
まだまだ在庫に限りがあるものの、掲載している商品も増えて来ました。
そのなかで、おすすめの商品をご紹介します。
■懐かしい味わいのあるサイダー
昭和30年代後半から昭和40年代ごろに、
石巻周辺で親しまれていたサイダーの復刻版です。
石巻に住んでいなくても、どこか懐かしい味のするさわやかなサイダーです。
製造は(有)金華山醸造で、
昔なつかしい味を再現されています。
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■くじら大和煮、くじら 須の子の缶詰
(缶詰のデザインが新しくなりました)
須の子は、鯨からわずか1〜2%しか取れない、脂がさしている貴重な霜降り肉のことです。
柔らかくて、鯨本来の美味しさを楽しめます。
ご飯のおかずに、お酒の肴にぜひどうぞ。
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他にも、美味しい海の幸が購入できます。
ぜひサイトをご覧ください。
http://www.shop-ayukawa.com/cart/html/